妻の観察日記〜19日目〜
12月12日(土)
本日は私事ながら、介護初任者研修の最終日だった。
妻の仕事を理解しようと思い、受験した。
受験し、思ったこととしては、介護の専門性という点だ。
受験前は、こんなことをいって妻には大変申し訳ないが、
誰でもできる仕事だと思っていた節があった。
確かに、やるだけならば、できるのかもしれないが、
” こんなことも考えて、介護してるの? ” と驚くことばっかりだった。
お布団のおり目から、排泄物を利用者さんに見えないようにする配慮、
言葉の使い方など、介護者は人として、立派でないとしっかりできない
仕事だと感じた。
立派というのは
・自尊心がある → 自分を大切にできないと他人を大切にできないから
・健康である → 自分が健康でないと他人を元気にできないから
・自分を律することができる → 怒りなどがどうしても出てくる場面もあるかと
・思いやりがある → 細やかな配慮は大きな思いやりがないとできない
ということがあると思った。
心身ともに、タフな仕事であると感じました。
1年と半年ですが、続けてきた妻はすごいと思いました。
自分も人間的に少しは成長したかなというのと、
妻がどんなことをしているのか少しは理解できたかと思います。
週1休みと減量などなどハードな日々でしたが、人生経験として
受講してよかったです。